分野ごとにまとめています。各項目には、いま何が言えているかと、証拠の種類を添えました。English
分類は自信の強さではなく、研究が何を足すかで決めています。Finding は観測から得た結果、Method は研究を進めるための仕組み、Protocol は確証データを取る前に固定した将来の検査です。
GPUクラスタのスケジューリング
テーマ: 短いジョブを先に通す「サイズ優先」のスケジューリングは、どの条件で壊れるか。
現在地: 現在見る量は、最大ジョブがプール容量に占める割合 × 同時実行ジョブ数 × 大ジョブの頻度の3つです。256サーバ、rho 0.85の合成モデルでは、同時10本なら比率0.92(頻度0.002)/0.72(頻度0.02)、同時30本なら0.73/0.66が目安です。頻度を落とすと、希少な大ジョブには保守側、頻繁な大ジョブには危険側の数字になります。
自分のクラスタでは完了率ではなく、平均待ち時間が観測窓とともに伸びるかを見ます。窓を2倍にして平均が1.4倍以上になるなら、そのクラスは発散しています。実クラスタについて言える範囲は極端に狭く、Phillyの11仮想クラスタ中10個には容量の4分の1を超えるジョブがなく、唯一の例外でも容量の半分超は19,100本中1本でした。
証拠の境界: 実際の到着列を使ったスケジューラ比較ではなく、外部からの独立再現もまだありません。
現在のResearch Note(EP-0013)→ — Finding
待ち行列のシステム同定
テーマ: 中身を隠した待ち行列の世界に対し、外から見える記録だけでどこまで仕組みを言い当てられるか。
現在地: あらかじめ開示された候補集合の中で、隠された1事例を正しく同定でき、5つの構造要素すべてが保留した正解と一致しました。
証拠の境界: これは与えられた選択肢から選ぶ検査であり、未知の仮説空間からの発見でも、実システムへの適用検証でもありません。
現在のResearch Note(EP-0001)→ — Finding
人体運動モデルのデータ接続
テーマ: 計測した人体の動きをmodelへ渡す前に、座標の取り違え、答えの漏れ、見かけだけの外部検証を止められるか。
現在地: 接続契約は意図的に壊した7つの変種を拒否します。dataset gateはCarterをdevelopment 30人、validation 10人、test 10人に分け、OpenCapの実験室dataを外部検証、Knee Grand Challengeを内部荷重のstress testに限定しました。B3Dはsource adapter形式で、内部表現はNumPy配列と明示的な意味情報です。Nimbleは必須ではありません。
証拠の境界: model fittingもholdout読込もまだ実施していません。
現在のResearch Note(EP-0005)→ — Dataset
バドミントンのバイオメカニクス
テーマ: スマッシュで、準備時間の短さと後方重心の効果を切り分けられるか。
現在地: 公開済みなのは実験計画と検出力の感度解析までで、観測はまだありません。交互作用の検出には主効果より多い参加者が必要と分かり、人数を決められていません。
証拠の境界: 機器の実行可能性と倫理審査が未解決なので、計画は封印されておらず、データ取得も承認されていません。
現在のResearch Note(EP-0008)→ — Protocol
介入する領域の研究装置
テーマ: 予測者が行為者でもある領域で、封印して採点する装置は何を測れるのか。観測用の契約はどこで破れるのか。
現在地: 観測用の予測契約は5か所で破れます。外れたのがモデルか実行かを分けられない、予測者が自分の予測を外しにいける、採点日を自分で選べない、待つことが停滞になる、成功が測っている分布を動かす、の5つです。
破れごとに記録を拒否する不変条件を1つ対応させました。採点は4点結合(閾値・意思決定・実行・結果)を通してのみ行え、意思決定が開かれなかった予測は支持にも反証にもできません。自己干渉は封印時のスタンス宣言で決着させ、介入込みの成功として数える案は採りませんでした——良いモデルと良い実行者を台帳が区別できなくなるためです。
証拠の境界: 契約の検証のみで、この文法で封印された予測はまだ1本も採点日を迎えていません。5つが破れの全部である保証もありません。
現在のResearch Note(EP-0001)→ — Method
測定設計が見るもの、見ないもの
テーマ: 自分で作った世界から出た測定設計上の結論は、どこを掃引すれば落ちるのか。
現在地: 現在、看板に掲げていた結論は2本とも取り下げています。 合成世界は作者に媚び、媚び方には型があると分かったからです。
1本目は、測っている量の唯一の駆動源を自分で定数に固定していた形。その定数は指標を0.209動かし、測りたかった量は最大でも0.027しか動かさず符号も安定しませんでした——7.9倍です。2本目は、観測できない邪魔者を一点に固定し、判定線を標本数だけの関数として公開した形。邪魔者を掃引すると、完全に閉じた世界が公開した判定線を超えます。
生き残ったのは弱い形だけです。再利用と沈殿の速さは別の量で、前者だけが反応する。 これは定数由来ではありません。
証拠の境界: 合成であり機構の族はこちらが書いたものです。実データは一行も使っておらず、応用分野についての主張は含みません。自己レビューなので、思いつかなかった攻撃は原理的に入っていません。
現在のResearch Note(FRONTIER-METRICS-REVIEW-0001)→ — Negative Result
将来は、既存の研究の識別子を変えないまま、Replication、Negative Result、Dataset、Benchmarkを追加できます。